女性のためのからだづくり

妊娠前のからだづくり

妊娠前のからだづくりとして大切なことは、骨盤内の環境を整えることにあります。特に、子宮や卵巣などをはじめとする臓器を、常に温かくて弾力のある状態に保つことが重要です。また、それらを守り、活性化させるための体幹部の筋肉や、臀筋(お尻の筋肉)、太ももの筋肉、骨盤底筋群なども柔らかく、しなやかな状態にしておきましょう。

現代の女性は、10代や20代であっても、子宮や卵巣、骨盤周りの筋肉が冷えてかたくなっていることが多く、そのことが月経トラブルや婦人科系疾患の原因の1つにもなっているとも言われていますので、安易に薬に頼るのではなく、「根本的にからだを整える」ことに目を向けましょう。

特に、妊娠・出産を希望されている方はできるだけ早いうちから整えておくことをお勧めします。

これだけでも女性ホルモンのバランスは安定してきますが、規則正しいライフスタイルを心がけ、将来の妊娠・出産に備えるためにも食生活には気をつけましょう。食品添加物や化学調味料、また環境ホルモン(内分泌撹乱物質)、化学物質など「自然でないもの」をできる限り摂取しないようにしつつ、不要なものを速やかに排出できるようなからだをつくることが大切です。

より「女子力アップ」を目指したい方は、生理用品を紙ナプキンから布ナプキンに変え、経血をトイレで腹圧によって排血できるようにからだを整えてみましょう(経血コントロール)。この方法は骨盤内の環境を整えてくれるだけでなく、現代の女性に多い月経痛などのトラブルの改善にもつながり、月経期間も短くなるので、とても快適に過ごすことができるようになります。今までの習慣を変えるために少し努力は要りますが、「女性本来のからだのあり方」を取り戻すことは現代の女性にとって、とても大切なことだと感じます。

このことは成人の女性だけでなく、これから初潮を迎える女児にとっても大切なことですので、ぜひ娘さんをお持ちのお母様には意識していただきたいと思います。

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妊娠中のからだづくり

快適なマタニティライフを送る上でも、またトラブルの少ない出産のためにも、腹筋や臀筋(お尻の筋肉)を含めた、骨盤周りの筋肉全体の柔軟性(ゆるめること)と、それらの筋肉をしっかりと使えるように鍛えておく必要があります。また、骨盤や背骨に歪みのない状態をつくることも、スムーズな出産には欠かせない要素です。出産前にからだが整っていると、出産がスムーズに進むだけでなく、体力の消耗や赤ちゃんへの負担も少なくて済み、産後の回復も速やかになります。

夏でもからだを冷やさない工夫や、食生活(添加物も含めて)にも気をつけながら、安定期に入ったらお散歩や軽い筋トレなどで、出産や産後の育児のために体力をつけておきましょう。できるだけパソコンや携帯(スマホ)、テレビや読書を避けて目を休め、ゆったりとリラックスする時間も忘れずに。

妊娠中は気持ちも安定しない(マタニティブルー)こともありますので、不安やいら立ちなど、自分の気持ちを伝えて理解してもらえるような相手や環境を作ることも大切です。

また、産後のサポート(家事や上の子供の世話など)を誰にお願いするのかということをこの時期からしっかりとパートナーと話し合っておきましょう。

臨月が近くなったら、産後のからだのケアについて情報を得ておくこともお勧めします。

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産後のからだづくり

産後のからだに必要なことは、まず出産による疲労をとるところから。産後1か月間はしっかりと休養をとり、赤ちゃんへの授乳とおむつがえ、そして自分のトイレ以外は、とにかく横になって過ごしましょう。この間の家事はすべてお休みです。特に帝王切開で出産された場合や、出産に時間がかかってしまった場合は、傷の治癒や体力の回復に時間がかかるので、とにかく無理をせず、しっかりとからだを休めましょう。パソコンや携帯(スマホ)、テレビや読書はもちろんなしで、目を休めることが大切です。

赤ちゃんを母乳で育てたい場合は食生活にも気をつけましょう。特に最初の1ヶ月間は母乳が安定しないので、自分に合う食事(食材)を見極める必要があります。

1ヶ月が経って、健診で問題がなければ、少しずつからだを動かし始め、体力の回復をはかりましょう。疲労や緊張で凝り固まった筋肉をまずは緩めてから、体調に合わせて筋力アップをしていくとよいですね。太ったからといってダイエットをするのではなく、「新たにからだを作り替える」という発想が大切。産後のからだは妊娠前と同じになることはないのですから。

また、産後はホルモンのアンバランスにより、産後うつになることもありますので、地域の子育てセンターなどを積極的に活用したり、ママ友を作って交流したりして、悩みを1人で抱え込むことのないようにしましょう。パートナーとのコミュニケーションもとても大切。出産前から様々なことを話し合い確認しておきましょう。

産後うつの予防のためにも、出産前からからだを冷やさず、しっかりと筋肉をつけてからだを動かすことをお勧めします。自律神経系(ホルモンのバランス)は筋肉の運動と関連が深いためです。

2人目以降の妊娠をご希望の方は、「妊娠前のからだづくり」をご参考になさって下さい。

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更年期のためのからだづくり

更年期を迎えるからだに大切なことは、閉経によるホルモンバランスの変化にスムーズに対応できるようになることです。この時期の女性のからだは、加齢よって筋肉も落ちていることが多く、代謝だけでなく、様々なからだの機能も低下していますので、老廃物が溜まりやすい状態になっています。長い間運動不足が続いていたりすると、より自律神経の乱れやすいため、更年期障害にもなりやすくなります。

できるだけ早いうちから運動不足を解消し、筋力を確保しながら、デトックスしやすいからだづくりを目指しましょう。からだを動かさない期間が長かった場合は、使っていない筋肉がかたく冷えていますので、柔らかくゆるめ、血流やリンパの流れを良くすることも大切です。要らないものが体内に溜まりやすくなりますので、化学調味料や食品添加物、環境ホルモン(内分泌撹乱物質)などの「自然でないもの」を摂取することを控えましょう。癌の予防にもつながります。

更年期を迎えることが、一種のマイナス的要素と捉えられがちな現代社会ですが、そんなことは一切ありません。これまでの人生での経験や知恵をぜひ後世に伝えて頂き、経験を経ることによって得られる深い人生の味わいを更なる魅力として持ち続けて頂きたいと思います。また、趣味や社会貢献、ご自身にしかできないことを見つけて、さらに人生を楽し まれることも大切なことだと感じます。

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